簡単ジオラマ作成講座

↑このジオラマは100円ショップにある材料3点で彩色なしで作っています。手順も簡単で粘土で地面を作って、植物と木を配置しているだけです。本格的なジオラマには程遠いですが、手軽に作れるのでおススメです。

このジオラマに限らず天然素材を使っている都合、カビや虫が発生する場合があります。また、年数経過による劣化は防げません。

用意するもの

←コレクションボックス

 今回はダイソーの200円のケースに入れます。ゾイドは大きさもバラバラなので、これぐらいなら入ると思っていても、尻尾や武装で入らないことが多いです。これから作るジオラマの分も含めて余裕のあるサイズがいいと思います。
 表示が消費税5%のままですね。あの頃が懐かしい。

←飾るゾイド

 今回はラプトールを飾ります。ワイルドブラスト状態になると少しサイズが大きくなるゾイドが多いので注意です。このラプトールも展開されるとケース上部に当たってしまいますので、そのままで飾ります。

←コルク粘土

 地面の再現で使います。以前はコルクシートで地面を再現しましたが、コルク粘土を使うことでより、自然な地面の凹凸を再現できると思います。

 このジオラマでは2つ使っています。色はナチュラルカラーを選択。別の色を粘土を混ぜてもいいのですが、予想外に色なっても戻せないので、ここでは単色でやりました。

←装飾グリーンモス

  本来はインテリア用品ですが、そのまま植物の再現で使います。天然苔のため統一感のない、微妙な色合いと形があり、彩色無しで自然の風景が再現できると思います。さらに小さな小枝や枯れ葉が入っているのもいいです。

←小枝

 そのまま木の再現で使います。今回のような小さなジオラマなら買わなくても、庭や公園に落ちている枯れ木でも十分でしょう

では作っていきましょう

←サイズ確認

 ジオラマを作る前にゾイドを入れて全体の確認をします。この写真だとラプトール側面がかなり隙間があるので、ここに木や緑を配置して全体のバランスを良くします。
 また、上部はあまり余裕がないのでジオラマの地面も厚くなり過ぎないようにします。

←粘土で地面を作る

 ケースの土台にラップを敷き、コルク粘土で地面を作ります。あまりサイズギリギリに作ると蓋が閉まらなくなるかもしれないので、少し小さめにしました。コルク粘土は2つ使いました(やや余った)。
 ここでヘラなどを使ってより地面を作ってもいいのですが、今回はお手軽に単に粘土を土台に押し付けただけです(手抜き)。厚みは1センチぐらい。
 そのまま1日ぐらい乾燥させます(新聞紙などで水分を取るといいです)。

 注意点。大きなジオラマや作る地形によってはコルク粘土だけでは強度不足になるので、木などを芯材を使って下さい。

←植物と木を配置する

 粘土が乾燥したらゾイド(ラプトール)を置いて、隙間にグリーンモスと小枝を配置します。今回は後の説明のため適当に配置しました。

←完成(笑)

 もう終わりました。粘土の乾燥時間を無視すれば5分ぐらいで終わります。ここでは後の説明のため一切接着していませんが、必要に応じて木工用ボンドなどで接着するといいでしょう。

 もう少し工程追加パターンへ(失敗あり)

↑全体レビュー。改善点の説明のためあえて残念な出来になっています。植物は適当に置いたので少し不自然ですね。もう少し全体にばらした方がいいでしょう。地面は少し小さめに作りましたが、もう少し大きくてもよかったと思いました。

←地面の再現

 単に粘土を押し付けただけですが、コルク素材が自然な地面を再現してます。粘土のひび割れもいい感じになります。コルクの地面は弾力性があり、間違ってケースごと落とした場合でも壊れにくく、割れた場合でも接着剤で直ります。

←植物の再現

 天然苔でそれっぽく再現しました。写真だと分かりにくいですが、微妙な色合いがいい感じです。

←木の再現

 これは小枝そのままですですが、この枝だと少し不自然に感じますね。自然な枝分かれの木にしたり、木に植物を追加した方がいいでしょう。

 木は地面がコルクなので直接刺しました。

←倒れた木

 こっちの方が自然な感じがします。

←ケース装着

 埃も防げて、綺麗にディスプレイが出来るのでおススメです。写真のジオラマはまだ土台に接着してないので、自由に変えることができます。そのまま固定したい場合は木工用や手芸用ボンドで付けてしまいましょう。

↑全体レビュー2。少し植物を散らして、立っている木にも配置してみました。このジオラマは後の説明のため植物や土台を接着していませんが、必要に応じて接着してください。植物は小さな破片を全体に付けていくとより自然になると思います。正面の写真の植物が直線になっている部分があって少し不自然ですので、ここも自然に曲げるといいでしょう。まだまだ改善点は多いですが、今回はお手軽ジオラマということでご了承ください。

適当に作った割にはいい気がする。


もう少し工程追加パターンへ(失敗あり)


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