ゾイドバトルカードゲーム
トライ・アバロン

 今回はゾイドバトルカードゲームの「トライ・アバロン」について語る。

 こちらはブースターパック4のパイロットカードで、山適性を持つゾイドにHP+300して、特殊能力「交代」で自身をトラッシュして、山札から直接任意のパイロットカードを自機に搭乗させることが出来ます。

 愛機ゴルヘックスってなってますけど、何か能力付かないんですか?

 もしかしたら印刷ミスかもな。他のパイロットは愛機名の後に能力が付加されるから。

 とは言え特殊能力的にすぐトラッシュされるからあまり意味ないかもしれん。

 「フィーネのお願い」と同じくデッキに1枚しか入れられないパイロットカードのサーチは非常に強いです。乗機制限がないため、トライ・アバロンに乗られたらデッキ最強パイロットが直接召喚されます。

 序盤からだと恐ろしい展開ですね。

 単純なサーチカードでなく、こういうパイロット兼サーチ系のカードも好きです。「フィーネのお願い」と違って、後半に引いてサーチするカードが無くても、パイロットカードとして使えます。能力自体はHP+300だけですが、乗ればパイロットの搭乗ゾイドとしてカウントされます。

 なるほど。

 ただ、「フィーネのお願い」は2枚積み可能で、相手のターンでも使えるから、やはり安定性は高いか。

 …と言うか「ダブルフィーネ」と「おっさん」では

やっぱりカワイイ方がいい

 最後のが本心でしょうね。

 ところでトライ・アバロンって何か持ってますね?

 最初は本でも持ってるかと思ったけど、よく見たら写真立てだな。

 家族か恋人の写真を見て何かを思い出しているのでしょう。私たちは戦場に行くことはありませんが、実家の両親や友人のことを思い出す時がありますね。

 あの頃は楽しかったなぁ〜

 …ダメだ。大声で騒ぎ出しました。

 いつものことなので放置します。

 ところでトライ・アバロンの能力的に想像すると、自身が犠牲になり別のパイロットに未来を託したのではないでしょうか?その直前に、ふと写真を見たシーンかもしれませんね。そういう意味での「交代」なのかもしれません。

 ゲームとは関係なくても想像すると面白いですね。

 いや、写真を見て大切な人が恋しくなり、独断で部下を自機ゾイドに乗せて、自分は戦場放棄して、平和な田舎に帰ったかもしれん。そういう意味での「交代」だ。

 …捉え方は皆さんの想像にお任せします。

 「この戦争が終わったら彼女と結婚するんだ」なんて死亡フラグがよくあるが、大切な彼女がいるなら戦場放棄して逃げるのは私だけでないはずだ!!

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