ゾイドバトルカードゲーム
セイバータイガーSS

 今回はゾイドバトルカードゲームの「セイバータイガーSS」について語る。

 こちらはブースターパック2のゾイドカードでシュバルツ仕様機です。ステータスを見て分かるように非常に高いコストパフォーマンスを誇るM型ゾイドです。格闘、射撃、射程、移動、適正の全てが優秀になっています。

 さすがシュバルツ機ですね。

 M型最強として「ジェノザウラー」や「ライトニングサイクスBS」に並ぶだろう。スターターパックのセイバータイガーとは異次元の強さだ。

 さらに本来のパイロットであるシュバルツを乗せると、格闘&射撃が700、HP2000、移動適正が山森砂という化物になります。WRも3あるので、カスタマイズでさらなる強さが手に入ります。

 みんな大好きシュバルツ兄さん強いですね。

シュバルツも優秀な男だが融通が利かなすぎる!

 いきなりなんですか?

 これはアニメ7話「レッドリバーの戦い」でのプロイツェンの台詞です。

 セイバータイガーSSが優秀なのはいいが、オールマイティー過ぎて他のゾイドが活躍しにくいんだよな。これで数で攻めたら大抵は勝てるぞ。これで配備ポイント17とか嘘だろ。

 確かにマップや戦術にもよるかと思いますが、大抵はなんとかなります。特にLL型のウルトラザウルスやマッドサンダーはこのカードの数の暴力には勝てないでしょう。結局、高いコストパフォーマンスによる数の暴力が一番強いのがこのゲームです。

 優秀すぎるのも問題ですね。

 幼い頃から比べられたトーマの気持ちが分かります。

 とはいえ2000年時のカードゲームなので、今のカジュアル対戦では数の暴力以外にも、他のゾイドの特徴を活かした戦術も見れると思いますので、コストパフォーマンスだけに拘らず楽しむのがいいと思います。

部隊の編成に困ったらこのカードで数で攻めれば大丈夫だと思ったのは私だけでないはずだ!!

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